by uruotte

ニキビにお悩みの方必見! おすすめのシャンプー選びと洗い方

にきびにお悩みの方のシャンプー選び

シャンプーをかえたらニキビの症状が改善した、という声を聞くことがあります。

髪を洗うものが顔や体のニキビに関係あるの?と思われるかもしれませんが、シャンプー、コンディショナーはすすぐとき、ほぼ全身の皮膚に触れます。また、髪の毛は日常的におでこや首筋、背中に触れています。

ヘアケア用品がニキビなどの炎症を誘発してしまうことは意外に多いのです。

ニキビの原因に添ったシャンプーの選び方をご紹介します。

 

皮脂はワルモノじゃない!? とりすぎるとニキビが悪化しやすい肌環境に

皮脂というと汚れ、テカリなどマイナスなイメージがありますが、弱い酸の膜で雑菌を殺し、外部の刺激から体を守る、肌の水分蒸発を防ぐという大切な役目があります。

必要があって分泌しているのですから、肌が乾燥すると体は「もっと皮脂を!」と指令をだします。

さらに洗浄力の強い洗顔料やシャンプーで洗ってしまうと、【脂をとる → 分泌 → とる → もっと分泌…】という悪循環になってしまいます。

皮脂が不足した肌は、こんなキケンが潜んでいるのです。

 

 (!)過剰に分泌された皮脂が毛穴づまりの原因となる

 (!)皮脂が不足した肌は無防備になり、雑菌が侵入して炎症をおこしやすくなる

 

ニキビを治すために必死に洗うことで刺激になったり乾燥が進み、かえってニキビが悪化しやすい肌環境になっているかもしれません。

 

「適度に皮脂を残してくれる」シャンプーとは?

シャンプーの洗浄成分は、大きくわけて「高級アルコール系」「石けん系」「アミノ酸系」に分けられます。

下の表を見てください。

シャンプーの分類と洗浄力

 

ここでのポイントは「脱脂力」です。

いっけん、強いほうがいいように思いますが、乾燥からくるニキビには逆効果になりかねません。さらに強い洗浄力はそれだけ刺激も大きく、炎症をおこしている肌には不向きです。

 

シャンプーの洗浄剤のなかで、もっとも「脱脂力」が弱いのは、アミノ酸系です

肌に優しいといわれている石けんシャンプーですが脱脂力と洗浄力が強いので、肌トラブルのある方はシャンプーの後に水分と油分をおぎなってあげるなど、上手に付き合う必要があります。

脱脂力のよわいアミノ酸シャンプー

 

ニキビ肌の強い味方は「ノンシリコン」

 シリコンは、シャンプーやヘアコンディショナーだけでなく、ウォータープルーフの日焼け止めやファンデーションなどにも使われています。

撥水性(水をはじく力)とコーティングにすぐれた化学化合物で、シリコン(シリコーン)オイルというオイルの状態で添加します。髪や肌に油の膜をつくり、サラサラの手ざわりに仕上げてくれます。

ところが、このコーティングと撥水性によってニキビが悪化してしまう可能性があるのです。

 

〇メリット:油の膜で水をはじくので、トリートメント効果やメイクが長もちする

Xデメリット:水やお湯で完全に落とせず、肌にシリコンの被膜が残留してしまう

 

シリコンオイルは髪や肌にピッタリ付着して落ちにくいのです。そのため皮膚への残留性が高く、毛穴をつまらせてニキビをひきおこしたり、刺激による炎症の原因になってしまいます。とくに頭皮は皮脂量が多く、頭皮ニキビは治りにくいといわれています。

 

化粧はメイク落としできっちり落とすことが大切ですが、クレンジングができない頭皮にはノンシリコンの商品を選ぶようにしましょう。

最近はノンシリコンシャンプーが増えてきましたが、むしろシリコンがたくさん入っているのはコンディショナーの方です。

シャンプーがノンシリコンでも、コンディショナーにたっぷり添加されていては意味がないので、シャンプー、コンディショナーの両方ともノンシリコンかを確認しましょう。

ノンシリコンのアウトバストリートメント

 

洗い方に3つのコツで、ニキビ予防

ニキビを防ぐ洗い方とシャンプーの選び方

 

ニキビ対策のシャンプーを選ぶだけでなく、洗い方も見直してみましょう。ほんの少し意識するだけで乾燥や成分の皮膚残留をふせぎ、ニキビを改善、予防することができます。

 

【ポイント1】 洗う順番は、髪 → 顔・体

シャンプー、トリートメントは洗い流すときに顔や体についてしまいます。

最初に洗髪、次に顔、体という順番で、上から洗っていきましょう。

 

【ポイント2】すすぎはぬるいお湯で

熱いお湯は肌の脂分を必要以上に奪ってしまい、皮脂の過剰な分泌の原因になります。冬でもぬるま湯で洗い流しましょう。

 

【ポイント3】成分の洗い残しをふせぐ

泡をサッと落とすだけでは不十分です。

見えなくてもシャンプーやボディーソープの洗浄剤などが肌に残っているかもしれません。流すときは手やタオルで優しくなで洗いしましょう。

ニキビは炎症なので、ゴシゴシ洗いなど物理的な刺激は避けてください。

 

 

シャンプーは髪だけでなく、肌のケアもしてくれています。

肌の状態に合った商品を選ぶこと、正しく使うこと。当たり前のようですが、今のヘアケア、意外と「自己流」かもしれません。

この機会にもう一度ヘアケアを見直し、ニキビや肌荒れの症状の改善とともに、再発させない肌環境をつくっていきましょう。

 

参考文献

岡部美代治・久光一誠 (2011)『現場で役立つ化粧品・美容のQ&A』 フレグランスジャーナル社

 

適度に皮脂をのこす、ノンシリコンのシャンプー

 

by 美髪研究所編集部
美髪研究所編集部がヘアケアと健康についてご案内いたします!

当サイトに掲載されている内容の無断転載・引用、画像の無断複製・転用を禁じます。

関連記事
No articles