髪を入り口に、すこやかで心地よく、
美しく生きるためのヒントをお届け
「汗をかくと頭がかゆくなる。」
「もともと敏感肌だけど、夏になると頭皮のかゆみがひどくなる。」
「身体が熱くなった時だけ頭皮がかゆい。」
そんなお悩みをお持ちの方、以下のようなことをやっていませんか?
□シャンプーを泡立てず、直接頭皮にのせて洗う
□ シャンプー時、爪を立てて頭皮を洗う
□ シャンプー後のすすぎが足りない
□ 洗髪後にきちんと乾かさない
いま頭皮にかゆみがない人もこれらのことを一つでもやっている人は、頭皮の環境が乱れてきてしまいます。
頭皮環境の乱れがかゆみの原因になります。頭皮のかゆみを抑えるためには「正しい洗髪方法」をまずは知りましょう
対策1 正しい洗髪方法
[入浴前] シャンプーの適量を把握する
シャンプーが少なすぎると整髪剤や髪についたよごれが残ってしまうことに。
事前に自分の毛量に合う使用量を確認しましょう。
[予洗い] 予洗いはしっかり
目安は1~2分です。予洗いだけでも汚れの70%は落ちます。
このとき、髪に水分を多く含ませることで泡立ちがよくなります。
[洗髪時] シャンプーを手にとり、お湯でゆるめる
頭皮にまんべんなくシャンプーをいきわたらせるために、シャンプーはそのまま髪につけるのではなく、少しお湯でゆるめてから髪を泡立てましょう。
また、爪を立てずに指の腹でマッサージするように洗うことも頭皮を傷つけずに洗うポイントです。
[すすぎ] 温度はぬるま湯で。3分以上すすぐ
お湯の温度が高すぎると、頭皮が乾燥しやすくなります。
熱くなりすぎないお湯で洗い流しましょう。すすぎ残しのないように。
[入浴後] ドライヤーでしっかり乾かす
頭皮を濡れたままにすると雑菌が増えやすくなります。必ずドライヤーで乾かしましょう。
また、髪にドライヤーの熱を当ててしまいがちですが、“頭皮を乾かす”ことを意識しましょう。
髪の洗い方が正しくても、合わないシャンプーを使うとかゆみが出ることがあります。
自分に合ったシャンプーを選んでかゆみを防ぎましょう。
対策2 シャンプーの選び方
〇低刺激シャンプー
頭皮に優しい低刺激のシャンプーを選びます。
強すぎる洗浄成分のシャンプーは、必要以上に皮脂を取りすぎてしまい、頭皮を乾燥させ、頭皮トラブルの原因になります。
洗浄力のマイルドな弱酸性、アミノ酸系がオススメ。
〇頭皮タイプにあったシャンプー
乾燥肌の人は、皮脂を取りすぎない、しっとり仕上がるシャンプーを。
脂性肌の人は、さっぱり仕上がるシャンプーを。
但し、洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮を乾燥させてしまい、かえって皮脂分泌を促してしまうので注意が必要。
【まとめ】
頭皮のかゆみが抜け毛の原因になることもあるので、対策が必要。
「正しい洗髪方法で頭皮、髪を洗うこと」
「自分にあったシャンプーを使うこと」
かゆみの対策はまずはこの2つから初めてみてはいかがですか?
また長時間の帽子着用で頭皮が蒸れたり、日焼けや、負荷のかかるヘアスタイルなどの生活習慣も頭皮のかゆみの原因になるので注意が必要です。
頭皮のかゆみ対策をしても、湿疹やフケ、抜け毛が良くならない場合は、医療機関(皮膚科)に早めに受診することも大切です。
by 美髪研究所編集部 | |
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